「制服バンク」卒業生から寄付→業者が手入れ→在校生らへ提供 - Easy News

制服せいふくが傷いたむなどして着きられなくなった中学生ちゅうがくせいに、卒業そつぎょう生せいから寄付きふされた制服せいふくを業者ぎょうしゃが手入ていれをした上うえで提供ていきょうする取り組とりくみが東京とうきょう武蔵村山むさしむらやま市しで行おこなわれています。

この「制服せいふくバンク」は、一式いっしき5万まん円えんほどかかる市立しりつ中学校ちゅうがっこうの制服せいふくの再さい利用りようや教育きょういく支援しえん策さくとして武蔵村山むさしむらやま市しが先月せんげつ下旬げじゅん、卒業そつぎょう生せいから制服せいふくの寄付きふの受け付うけつけを始はじめました。

上着うわぎとベスト、それにスラックスとスカートが対象たいしょうで専門せんもんの技術ぎじゅつをもつ市内しないのクリーニング業者ぎょうしゃが手入ていれや除じょ菌きんを施ほどこしたあと、市内しない5つの中学校ちゅうがっこうで保管ほかんしています。

利用りようを申し込もうしこめるのは、今いまの制服せいふくが傷いたんだりサイズが合あわなくなったりして着きられなくなった在校生ざいこうせいや、転入てんにゅうのため必要ひつようになった人ひとでいずれも無料むりょうで提供ていきょうされます。

市内しないの中学校ちゅうがっこうではこれまでも制服せいふくのリサイクルが行おこなわれさまざまな状態じょうたいのものが集あつめられてきましたが、今回こんかい、生地きじの補修ほしゅうなどに業者ぎょうしゃの協力きょうりょくが得えられることになり市しは古着ふるぎながらもよい状態じょうたいの制服せいふくが提供ていきょうできるようになったとしています。